成長しているはずなのに、実感がない。
そんな感覚に陥ったことはないだろうか。
筋トレを始めたばかりの頃は違う。
体はすぐに反応し、見た目も変わる。
だが、ある段階を超えると変化は鈍くなる。
そこで多くの人がやる気を失う。
だがそれは、成長していないのではない。
見えていないだけである。
見た目は成長を正確に反映しない
筋トレ初期は、いわゆる初心者ボーナスがある。
筋肉がつきやすく、見た目も変わりやすい。
だがトレーニング歴が長くなるにつれて、見た目の変化は簡単には現れなくなる。
ここで「成長が止まった」と錯覚する。
しかし実際には、体の中では変化が起きている。
見た目だけを成長の指標とするのは、不完全である。
成長は数値で捉えるべき
では、何を指標にすべきか。
それは数値である。
― 前回より1キロ重いものを持ち上げられたか
― 前回より1回多くできたか
その差こそが成長である。
わずかな変化でも、それは確実な前進だ。
そして数値は嘘をつかない。
数値は停滞も教えてくれる
数値の価値は、成長を示すことだけではない。
停滞もまた、正確に教えてくれる。
― 前回と同じ重量
― 回数も変わらない
その状態が続くなら、そこには明確なサインがある。
― やり方が合っていないのか
― 負荷が足りていないのか
― 回復が追いついていないのか
原因は様々だが、一つだけ確かなことがある。
そのまま続けても変わらないということだ。
だからこそ、試行錯誤に移る。
― 重量を変える
― 種目を変える
― 食事を変える
数値は、次の一手を考えるための材料になるのである
記録の重要性
問題は、それを覚えていられないことだ。
前回の重量や回数を、正確に記憶し続けるのは難しい。
だからこそ記録する。
トレーニングノートをつける。
それだけで、すべてが解決する。
過去の自分と現在の自分、その差が一目でわかる。
見た目では分からない成長や停滞が、はっきりと可視化される。
数値はすべてに応用できる
この考え方は、筋トレだけのものではない。
勉強でも仕事でも同じだ。
成果や行動を数値で追うことで、成長は見えるようになる。
人は曖昧なものでは継続できない。
だが数値があれば、小さな積み重ねが、確実に形として残る。
それを見ることで、前進を実感でき、続けることができる。
