筋肉は資産

筋肉は資産だ。

そう聞くと、ピンとこない人がほとんどだろう。

それでは、資産とは何か。

あなたに価値をもたらし続けるものだ。

株式を持っていれば、配当金という形で利益を生む。

不動産を持っていれば、家賃収入をもたらす。

では筋肉はどうか。

筋肉も実は、あなたに利益を還元し続ける。

しかも、その利益はお金以上に人生を左右する。

筋肉は毎日あなたに利益をもたらしている

筋肉はただ身体についている飾りではない。

身体を動かすためのエンジンであり、健康を支える土台だ。

筋肉がある人は疲れにくい。

階段が苦ではないし、長時間歩いても消耗しにくい。

重い荷物を持つことも、子どもを抱っこすることも、当たり前のようにこなせる。

だが、それは当たり前ではない。

筋肉という資産が、そのたびに利益をもたらしているのである。

― 血糖値が安定する
― 代謝が上がる
― ストレス耐性も高まる

つまり筋肉は、見えないところであなたの生活を支え続けている。

株の配当は年に数回かもしれない。

だが筋肉は違う。

毎日還元される。

若いうちに積んだ筋肉には複利がかかる

資産形成で有利なのは、早く始めた人だ。

理由は複利である。

筋肉も似ている。

若いうちに運動習慣を作った人は、その恩恵を長く受けられる。

― 筋力がある状態が基準になる
― 体力がある状態が普通になる
― 姿勢が良い状態が当たり前になる

逆に何もしなければ、年齢とともに確実に衰えていく。

筋肉は自然に増える資産ではない。

放置すれば目減りする。

だからこそ、早く積み始めた人が有利になる。

筋肉にも時間という武器がある。

筋肉は人生の後半で最大の利益を生む

若い時は気付きにくい。

多少無理をしても動けるし、寝不足でも何とかなる。

だから筋肉の価値を軽く見る。

だが、人生の後半になると話は変わる。

― 体力が落ちる
― 疲れやすくなる
― 足腰が弱くなる
― 行動範囲が狭くなる

ここで差が出る。

筋肉を積み上げてきた人と、そうでない人。

この差は見た目だけではなく、人生の自由度そのものに現れる。

最後まで
― 自分の足で歩けるか
― 旅行に行けるか
― 綺麗な景色を見られるか
― 孫と遊べるか
― 会いたい人に会えるか

人生の終盤で最も価値を持つのは、自由に動ける身体かもしれない。

筋肉は、その自由を与えてくれる資産である。

筋肉は守りの資産でもある

資産というと、増やすことばかり考えがちだ。

だが本当の資産は、失うものを減らしてくれる。

筋肉はこの点でも強い。

― ケガのリスクを減らす
― 身体機能低下を防ぐ
― 健康を損なう可能性を下げる

つまり、医療コストや介護コストを減らしてくれる。

筋肉は、お金の損失を防ぐ防衛資産でもある。

誰にも奪われず、お金では買えない

世の中の資産にはリスクがある。

― 株価は下がる
― 不動産価格も変動する
― 事業は失敗する

他人に盗まれることもあるかもしれない。

だが筋肉は違う。

少なくとも、他人には奪われない。

もちろん、何もしなければ減る。

だがそれは市場暴落ではない。

自分の管理の問題だ。

そして何より、お金で即日買えるものではない。

必要なのは、継続することだけだ。

人生で最も利回りの高い資産

筋肉は

― 見た目を変える
― 健康を支える
― 体力を作る
― お金を守る
― 自由を与える

そして、誰にも奪われない。

ここまで多面的に利益を生む資産があるだろうか。

筋トレとは、ただ身体を鍛える行為ではない。

自分という人生の事業への、最高の投資なのである。