同じ「ジム」でも、そこに流れる空気はまったく違う。
設備が同じでも、いる人間が違えば、環境は別物になる。
そして人は、その環境に確実に影響される。
良くも悪くもだ。
環境があなたの基準を作る
人は環境に適応する生き物である。
周りが当たり前としていることが、そのまま自分の基準になる。
― 器具を雑に扱う人
― 周りへの配慮に欠ける人
― 適当にトレーニングしている人
そんな環境にいれば、それが普通になる。
逆に、マナーがよく、真剣にトレーニングに取り組む人ばかりの環境にいれば、それが基準になる。
環境は、思っている以上に人を作るのである。
初心者ほど環境の影響を受ける
特に危険なのは、初心者の段階だ。
何が正しいのか分からない状態で、非常識を目の当たりにする。
そして、それを「普通」だと認識してしまう。
これが最も怖い。
間違った基準のまま努力しても、結果は出ない。
方向がズレたまま、時間だけが過ぎていく。
本物のいる場所には学びがある
一方で、本物が集まる場所は違う。
― 他の会員への配慮がある
― トレーニングの質が高い
― 空気に緊張感がある
そこにいるだけで、自然と意識が引き上げられる。
そして何より、学びの機会に溢れている。
― 周りの動きから盗める
― 考え方が伝わる
言葉を交わさなくても、学べることは多い。
目的によって選ぶべき場所は変わる
もちろん、すべての人が高いレベルを求める必要はない。
運動不足を解消したいだけなら、気軽に通えるジムでも十分である。
だが、本気で体を変えたいなら話は別だ。
― その環境にいるだけで基準が上がる場所
― 本物が当たり前に存在する場所
そこに身を置くべきである。
環境は意志よりも強い
人は「やる気」さえあれば、変われると思いがちだ。
だが実際は違う。
環境の方がはるかに強い。
意志は揺らぐ。
だが環境はそのまま、あなたに影響を与え続ける。
だからこそ、最初に選ぶべきは環境である。
本物の中に身を置け
どこにいるかで、未来は変わる。
適当な場所にいれば、適当な結果になる。
本物の中にいれば、本物に近づく。
これは筋トレに限らない。
すべてに共通する原理である。
だからこそ、自分の身を置く場所にはこだわるべきである。
