身長は変えられない。
骨格も変えられない。
生まれ持った条件には、どうしても個人差がある。
だが一方で、筋肉は変えられる。
体脂肪率も変えられる。
習慣も変えられる。
人生の差は、最初の条件だけで決まるわけではない。
むしろ、その後どの変数に労力を注いだかで、大きく変わっていく。
人は変えられないものを気にしすぎる
人は、自分にないものほど気になる。
― もっと身長が高ければ
― もっと顔が良ければ
― もっと才能があれば
そう考えたことがある人は多いだろう。
気持ちはわかる。
だが、その思考にはひとつ問題がある。
それらの多くは、自分ではコントロールできない。
どれだけ悩んでも、どれだけ比較しても、変わらない。
にもかかわらず、多くの人はそこに時間も感情も使ってしまう。
これは、極めて非効率だ。
筋トレは「変えられるもの」を教えてくれる
筋トレの面白いところは、変えられないものと変えられるものが明確なことだ。
― 身長は変えられない
― 骨格も変えられない
― 筋腹の長さも変えられない
だが、
― 筋肉量は変えられる
― 体脂肪率も変えられる
― 姿勢も変えられる
つまり、条件は変えられなくても、見え方は変えられる。
ここには重要な視点がある。
人生も同じだ。
すべてをコントロールすることはできない。
だが、一部の変数は確実に自分で動かせる。
そこをどう扱うかで、結果は変わる。
人生は「変数のゲーム」である
人生を感情で見ると、不公平に見える。
だが構造で見ると、少し違って見える。
人によって初期条件が違うのは事実だ。
だが、その後の変数はすべて固定されているわけではない。
行動、習慣、学習、体力、思考、人間関係。
こうしたものは、自分の選択である程度動かせる。
ここに労力を注ぐ人と、変えられない条件を嘆き続ける人。
どちらが前に進むかは明白だ。
人生とは、与えられた条件だけで決まるものではない。
どの変数をコントロールしようとしたかで決まる。
コントロールできるものに集中せよ
もちろん、すべてが自己責任だと言いたいわけではない。
現実には、自分ではどうにもならないこともある。
だが、それを理由に、自分で動かせるものまで放棄するのは違う。
筋トレは、この現実を静かに教えてくれる。
持って生まれたものはある。
だが、その後どう変えるかは別の話だ。
変えられないものに感情を使うのは簡単だ。
だが、本当に意味があるのは、変えられるものにエネルギーを使うことだ。
人生は、すべてを支配するゲームではない。
限られた変数を、どれだけ正しく動かせるかのゲームである。
