ジムに通いたいと思っている。
だが、今の自分の体が恥ずかしい。
だからまずは家で筋トレを始めて、少し体ができてからジムに行こう。
そう考えていないだろうか。
その考え自体は間違っていない。
だが、その選択はあなたの成長速度を遅らせるだろう。
準備してから始めるという考え
人は「ある程度できるようになってから人前に出たい」と考える。
― 恥をかきたくない
― 無知だと思われたくない
だからまずは一人で練習する。
知識を付けつつ、家で筋トレをする。
そして「恥ずかしくない状態」になってから外に出る。
一見、合理的な考え方だ。
だがその選択は成長を遅らせる
問題は、その環境では成長のスピードが上がらないことだ。
一人でやっている限り、フィードバックはない。
自分のフォームが正しいのかもわからない。
上級者を生で見ることもできない。
間違いに気づかないまま、同じことを繰り返す。
それは成長ではなく、停滞に近い。
下手なまま人前に出る人は成長が速い
一方で、最初からジムに行く人もいる。
体ができていなくてもいい。
何をすればいいかわからなくてもいい。
とにかく人前に出る。
最初はうまくいかないし、フォームもめちゃくちゃだろう。
だが、その環境には学びがある。
― 周りの動きが見える
― 自分との違いに気づく
そして少しずつ修正されていく。
この差が、時間とともに大きく開いていく。
成長は“晒す”ことで加速する
分かりやすい例が英会話だ。
単語も知らないし、発音も下手。
だからまずは家で勉強して、恥ずかしくないレベルになってから話そうとするのか。
それとも、下手なままでも最初から外国人とコミュニケーションを取るのか。
どちらが上達するかは明らかだ。
後者は、間違えながら覚え、修正されながら成長する。
そしてもう一つ重要なことがある。
人前に出ることで、他人からの助けを得られる可能性が高くなるということだ。
目の前にいる外国人が発音を正してくれるかもしれない。
ジムでフォームが崩れていれば、親切な誰かが教えてくれるかもしれない。
それは一人では得られない機会だ。
成長は人前で加速する
完璧な状態になってから始めようとする人間は、永遠に始めない。
人はいつまで経っても「まだ足りない」と感じ続けるからだ。
だからこそ、下手なまま始める。
できないまま人前に出る。
それが最も速く成長する方法である。
筋トレも、英会話も、すべて同じだ。
準備ではなく行動。
そして、隠すのではなく晒すこと。
その一歩を踏み出した人間だけが、圧倒的な速度で成長していく。
